
コラム砂の詩・ルメール騎手と武豊騎手、名手2人の追い比べか/4・1園田・兵庫女王盃
ダート競走の体系整備に伴い、古馬牝馬の路線も整備され、23年まで大井で行われていた古馬牝馬のダートグレード(DG)競走・TCK女王盃は、24年から兵庫で開催されることになり、レース名は「兵庫女王盃」に改称された。
距離は1870メートル。出走可能となるのは地元兵庫、他地区の地方馬、そして中央馬が各4頭。兵庫では3歳戦の兵庫チャンピオンシップ、2歳戦の兵庫ジュニアグランプリ、古馬短距離の兵庫ゴールドトロフィーに次ぐ、4つ目のDG競走となった。
昨年は、1番人気のテンカジョウが鮮やかに差し切って重賞2勝目を挙げた。2馬身差の2着は引退レースだったアーテルアストレア。連覇を狙ったライオットガールは3着だった。
テンカジョウはスタートで後手に回ったが、1周目のスタンド前で押し上げて先行集団にプレッシャーをかけた。いったん息を入れ直して再び3角からスパート。4角では中央馬4頭が横一列に並んだが、脚色に余裕のあったテンカジョウが突き抜けた。
松山弘平騎手は「コーナーが多い競馬をしたことが少ないので、今回はコーナーで置かれるところはありましたが、直線はしっかり脚を使ってくれました。これからも先が楽しみな馬です」と期待した。その言葉通り、テンカジョウはその後にDGを2勝。今年も兵庫女王盃に登録はあったが、川崎記念(Jpn1、2100メートル、4月8日)への出走が濃厚となった。
今年は昨年の関東オークス馬メモリアカフェと、補欠から繰り上がったプロミストジーンの一騎打ちムード。ルメール騎手と武豊騎手、名手2人の追い比べになりそうだ。【園田競馬担当=松本健史】
25年兵庫女王盃を制したテンカジョウ
関東オークスを制したメモリアカフェとルメール騎手
プロミストジーンと武豊騎手(2026年撮影)
[2026年04月01日更新]
園田&姫路競馬の開催日(不定期)
